数2B単元テスト結果に驚く
松谷です。
昨日の数2Bクラスは単元テストでした。
今回は、三角関数、指数対数、数列という3分野のテストだったので、結構ヘビーだったと思います。
いつもは2単元がセットになるところを統計を入れた関係で、スケジュールの都合で3単元合わせてのテストになったんですね。
大問数も9問ですし、これくらい範囲が広くなると、ちゃんと理解していないと引っ張りだせない面があるので、ある意味今の生徒の実力をシビアに測るには良いテストであるとも言えます。
まだ、3人受けていない人がいるので、変わると思いますが、
結果はどうだったかというと、平均51点という驚きの点数でした。(一人を除いて全員40点以上でした)
しっかりみんな取り組んでいるなと思っていたのですが、これはかなり良いのではないでしょうか。まあ内部のテストで何点取ろうが良さは伝わりづらいですが。。
えーと、数2bの50点ていうのはだいたい高2の全統記述模試の偏差値70くらいのレベル感なのでかなりみんなファイトしているということだと思います。
もちろん完璧とかそういうんじゃないですけれど、みんな伸びるためのよい取り組みができていると感じます。これまでの経験からみてもそれは間違いありません。
しっかりサポートしていきたいと思います。
でも、また稲荷塾のときと状況が違って、1クラス編成である以上これで驚いてたらダメだな。上のクラスだけみたいなイメージですからこれが当たり前と思わないとですね。
ちなみに、1位の子は高2で78点で、2位の子は高1で74点でした。
1位の子の丁寧な答案にも感銘を受けていたのですが、個人的に特に驚いたのが2位の高1の子なんですね。
その生徒は、中学生のころ稲荷塾にいて、たまたま僕が教えていたんですが、数1Aを2回受講してくれたんですね。で、僕が教えているということはずっと2階のクラス(クラス分けしたうちの下のクラス)だったんですね。それで気になったので、改めて当時の1回目の平均点を確認してみたら20点くらいで、2回受講したらかなり伸びるはずの2回目の平均点を見てみたらなんとそれでも25点くらいでした。結構理解している感じはするのに点数的には伸ばしきってあげられなかったなあ、申し訳ないなあと思ったんですね。そしたら、高校受験を終わってひょっこりうちの塾の門を叩いてくれたんですね。
いやあありがたいなあと思っていて、でも数1A今一つだったからもう1回数1Aかなと思ったら、数2Bがやりたいです、と言ってきたんですね。大丈夫かなあと思ったんですが、まあやる気あるしいいんちゃうかなと思って数2Bやってもらったら、なんとめちゃくちゃ化けてましたね。数1Aより点数を取りにくいはずの数2Bの1回目の点数が数1Aの2回目のトリプルスコアですからね。
人の成長はほんとよく分かりませんね。。
生徒の将来を中学生などで予測するということはできないということですね。
でも、そんなに数1Aのとき点数的には良かったわけではなかったけれど、真摯に取り組んでたなあ。そういうのってどっかでつながってくるのかもしれないなあ。
あっ、もう一人戻ってきて門を叩いてくれた子もいて、その子は点数的にはまだまだ改善の余地がありますが、でもその子にしても中2のときに比べるとめちゃくちゃ成長していると思います。
というか、他にもいろんな生徒いて、お~すごいやん!とか、え~なんでやねん!とか思いながら採点しています。こんな小さい塾に来てくれた人なので、みんなに思い入れがありまして、正直誰かをひいきしたいとかではなく、全員を本当に伸ばしたいと思っていますが、今日は一人の面白かったエピソードを取り上げましたとさ。