もしすごく教えたい生徒にうちの塾が合わなかったら
松谷です。
もしすごく教えたい生徒にうちの塾が合わなかったとしたら、そんな妄想をしてみると、とても考えさせられます。
たとえば、友達の子どもや親戚や、もしかして自分の子どもなどが入塾したとなれば、なんとしてでも指導によって成果を上げなければならない、塾を気に入ってもらいたいとう感情になるような気もします。(ちなみに本当に全生徒に同じように力を注いでいますけどね。多分自分の子どもがもし入塾したとしても同じような感じで教えるような気がします。でも自分の子どもは多分入らないと思いますが…。)
しかし、そんな感情になっているところに、どうしても塾や教材や僕自身と合わないとなったとしたら、とても考えさせられます。
もちろんそれを機に塾や自分を一新するという可能性もあると思いますし、本当に正直に現状をお話して袂を分かつのがいい可能性もあります。(少なくともその時点では)
しかし、本当に教えたい人を教えられないとしたら、それは塾をやっている意義について改めて考えさせられてしまいますね。
もちろんその解決策として、個別指導塾、家庭教師、AI学習のような誰にでも対応できるとされているものがあるのだと思います。しかし、一方で誰にでも合うようにするがために、誰にとっても利益が薄いということもありうるのかなあとも思うわけですね。
まあ自分のできる変化はしてみるというのはそれは僕の姿勢としては大事だとは思っていますが。
日々精進ですね。
まあ空想ではありますが、ありうることだとは思うのでね。(hunter試験のおばあさんもこう言っていましたしね)
ただ、現時点の塾の教材内容自体は、多く見積もっても日本全体の20%くらいの生徒にしか合わない気がしています。つまり公立小や公立中ののど真ん中くらいの子には基本的には合わないということですね。残念ですが。。。
もちろんこちらは指導のプロですから、なんとか誰でも理解させることはできるんですが、こちら側も生徒側にも無理が大きすぎてひずみができてしまうわけですね。
こんなんで教育をやっていていいのかなあとも思う一方で、公教育じゃないから、誰かのためになってたらいいのかなって感じかもしれません。
まあでも少なくともどんなに教えたい人だとしても正直に伝えることだけはやめないようにしようと思います。
言ってくれないんですよね。たいていの塾が。本当のところを。