教育的注意と不適切指導の境目は?洛南小の事例から考える。

松谷です。

洛南小で何か問題になる事例があったそうです。

記事によると、

 

洛南小の教員が、宿題を忘れた児童を机ごと廊下に出し、授業を受けさせないなどの不適切な指導をしていたことが分かった。

そうです。

もう少し詳しくは、

3年生の担任1人が、宿題を忘れた児童に対し、廊下で宿題をさせる指導を繰り返し行った。廊下に出していた間児童は授業を受けられなかった。他の教員も廊下の児童を気にして声をかけることもあったが、問題とまでは考えていなかった。

保護者からの指摘で、学校側が不適切な指導と認識した。全教員にアンケートを実施したところ、廊下で宿題をさせる当該担任のほかにも、腕を引っ張って指導する教員がいることが判明。保護者からは、当該担任が暴言を吐いたり、児童が提出したプリントやテストを丸めて投げ捨てたりする威圧的な言動を繰り返しているという訴えもあったという。

 

 

だそうです。

 

ふ~ん。

今の学校現場はかなりハラスメントみたいな意識が強いんですね。

昔の小中学校とかは、教師からビンタされるとか、廊下に出されるとか、立たされるとかって日常茶飯事だったような気がしますが、変わったんですねえ。

私立小といえども小学校というのは義務教育ですから、教育を受けさせる権利みたいなのに反するという考えなんでしょうかね。

 

でも、悲惨なめちゃくちゃな生徒への指導はどうやるんですかね?

塾だったら辞めてもらってはい終了ですが、学校側はそれができないことを考えると更生させるしかなくて教師側もかなり大変だろうなと推察されます。

僕も小学生に対しては本当にたまにではありますが、怒ることありますからねえ。一応こちらとしては必要な教育的な注意であると考えていますが、かなりめちゃくちゃな切り取られ方をしたら脅し、威圧的などと言われたらそうととらえられなくもないというか。極めて優しく接しているのが99%だとしても1%をうまく切り取ったらありもしない虚像が出来上がりますしね。。。

 

で、実際、優しく諭すのは限界がある生徒もいるでしょうしね。。

 

教師も人間ですからねえ。聖職者なんでしょうけど。

 

ちなみに僕はばりばり世俗的な人間なんで、全然無理ですよ。モラルなども学校の先生に比べてはるかに低レベルというか。。。逸脱した態度をとる生徒にはそれ相応の態度で接しますね。まあそんなのがいたら辞めさせますね。それが塾講師の楽なところですね。

 

とまあ講師なんで、教師側の擁護に走ってしまいました。

 

でも、多分この先生はやりすぎなんでしょうね。

いろいろと何人かからの証言が出てくるということは。

 

 

 

でも、これって多分保護者さんが学校側に報告(チクリ)を入れたということですよね。おそらく。

 

昔は学校の先生のいうことは絶対だ!先生のいうことに従いなさい!みたいな感じだったような気はしますが、いまは先生の立場も弱いということでしょうかね。

 

でも、生徒を辞めさせる権利はない、生徒がめちゃくちゃ指示に従わずまったく制御不能、保護者からのクレームがすぐ入る、強めの指導をしたとしたら訴えられたり解雇の可能性がちらつく、

となったら、手足を縛られた状態の指導みたいな感じになってつらいような気がするんですけどね。。。

 

僕が学校の先生になれないことが良くわかりました。。

うーん、塾が廃業したらどうしようかな。。

まあ、なんとかなるか。

運いいしな。

教育的注意と不適切指導の境目は?洛南小の事例から考える。” に対して2件のコメントがあります。

  1. 匿名 より:

    洛南小学校が出来る遥か前、まだ男子校だった洛南中高出身者です。
    できれば笑い話で聞いて下さい。
    担任が角材持ってました。正式名称は精神注入棒と呼びます。
    その棒には「人の痛みが分かる人間になれ!」とマーカーで書かれてましたが、それは私よりも年上の先輩がこっそり落書きしたそうです。
    生徒のささやかな抵抗でしたが担任もその文言がお気に入りでした。
    入学当初の私はシャレてるなぁ、やっぱり賢い学校には賢い生徒が集まるんだなと思いました。
    赤点常習犯だった私は6年間で数えきれないほどのミミズ腫れを作る事になるのですが(太ももの少し上くらいを叩いてくるんですよ…)
    赤点の原因はやっぱりサボって予習復習しないとか、授業中に隠れて優勝間近(2003)の阪神の試合をイヤホンで聞くとか、徹夜でゲームしたツケで授業中に船を漕ぐとか、叩かれて納得の理由しかなかったですね。

    ここからが本題なんですが、生徒当時の私でさえ「叩かれるうちが華。叩かれなくなった同級生も居るけど、まだ自分は担任に見捨てられてない」という事を感じてました。
    なんならウチの母は「息子が悪い事をしたら、どうぞ叱ってやって下さい」と担任によく言ってましたし、もちろんそんな母にもよくシメられていました。
    そんな私は幸せに育ってきたと思います。

    洛南小学校での出来事は私が直接見た訳ではありませんが、まぁ腐っても洛南魂があるでしょう。
    プリント破られるって相当ですよ。「生徒が教師を相当ナメた事しないと発生しない」と思いますよ。
    でもテレビに出るような教育者が言う子育て方法って「子供の顔色を伺って親が嫌われない様に導く」様な感じがしますし、実際に電車やスーパーなんかでもゴネる子供って親がブチ切れるギリギリラインまでナメ腐るチキンレースをしているなと感じます。
    それって本当に子供の為なんでしょうか?
    学校や塾の先生が生徒の顔色ばっかり伺っていて、本当に学問も精神も導いてやれるものなのでしょうか?
    別に片っ端から子供をシバけと思いませんが、日和った教育はシバかれる以上に虐待な気がします。

    ウチの子が大きくなったら、貴塾に通わせればなと思いました。
    なかなかトンビが鷹を生む事は出来ませんが…。

    1. 松谷学 より:

      コメントありがとうございます!
      何がいいのかわかりませんけどね。。
      自分なりにやっていきたいと思います!
      相当優しくやってるつもりではありますが、それでも、厳しいとか理不尽と感じる生徒もいるのかもしれませんね。

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