合格体験記その2
松谷です。
また、合格体験記が届きましたので共有したいと思います!
彼女は文系教科が得意な割に数学がかなり苦手というタイプだったと思います。学校の教科書くらいの問題は覚えて解けるものの、ちょっとひねった問題や入試問題になるとなかなか手が動かないというタイプでした。しかし誰よりも真摯に復習をしていました。そして、高3の後半になって本当に少しずつ何かをつかんでいっていっているように思っていました。苦手を克服していくのに必要なことが彼女の体験談から分かるのではないでしょうか!どうぞ!
神戸大学 農学部 生命機能科学科応用生命化学コース 田中杏佳 洛北高校
私は高2の10月に稲荷塾に入り、高3からまつたに塾にお世話になりました。高2の数ヶ月間は数ⅡBのクラスに入って、それなりに授業にもついていけているつもりでした。しかし高3になって最初の演習1の講義を受けて知らないことだらけで焦ったのを覚えています。数学ができるようになってきたかもと一番実感したのは共通テスト後にある5回の直前演習です。まつたに塾に入塾した頃は、初めて見る問題を前にすると何をすれば良いのか分からず、白紙で終わることが多かったです。先生にも何度も「手止まってるで!」と言われました。しかし直前演習では、点数は低いですが、自分なりのアプローチを書けるようになっていました。毎週の授業で解く問題や予習する問題の模範解答の余白部分に、松谷先生はびっしりと手書きで別解や細かいテクニックを書いてくださっています。模範解答はとても簡潔に書かれていることが多いので、その手書きのメモのおかげでより理解が深まり、初見の問題でも手が動くようになったんだと思います。本番では共通テストも2次試験も、数学が大きく足を引っ張ることはありませんでした。また、模試の結果が返却される度に松谷先生に見てもらってアドバイスをいただきました。次こそは良い結果を持って行きたい!という気持ちで毎回頑張りました。
土曜日の自習室もほぼ毎週行って、土曜の午後は数学しかしないと自分の中で決めていました。後輩へのアドバイスは、高2が終わるまでに英語か数学のどちらかを自信を持って得意科目と言えるようにしておくことです。私の場合は英語で、高3の1年間あまり英語を勉強した記憶がありませんが、本番でも得点源になったと思います。
それから、私は募集要項をちゃんと確認しなかったせいで後期の試験会場を間違え、しかもその事に気づいたのが直前だったため前期の結果がどうであれ後期は受験しないことになっていました。こんなバカみたいなことをするのは私ぐらいだと思いますが、募集要項は隅々までチェックしておくことをおすすめします。稲荷塾、まつたに数学塾に入塾していなかったら神戸大を受験することさえ不可能だったと思います。1年半ほどの短い期間ではありましたが、大変お世話になりました。本当にありがとうございました。
土曜日の自習室で、本当にめげずにずっとよく頑張っている彼女を見ていました。努力が実ったなあ!!本当によく頑張った!おめでとう!!!