講師に質問できる子できない子
松谷です。
講師に質問できる子とできない子がいます。
塾で教えてると分からない時に自ら質問できることはとても大事なことだと感じます。
もちろん詰まってるところをこちらから見てこえかけたり、つまりそうなところを先回りして説明したりということはできます。ですが、わかるわからないは究極的には自分の脳内の話なので、それは他人には自分から伝えない限りどうしても漏れがでますし、深い理解に達しないことが多いように感じます。
僕の経験のなかですが、僕が見てきた生徒の学習ができる子は皆もれなくわからないところや、知りたいところは自分から質問できる生徒でした。
そんは事情がありますから、質問をしないタイプの子は質問して欲しいなと思って、そうなるように変化を促そうとしてます。
でもこれ結構難しいんですね。
まずは質問しやすい雰囲気づくりを心がけ、最初はこちらから声をかえて会話を増やす、そのなかでこちらが信頼を得ないといけないんですね。
甘えすぎた関係が良いわけではないんですが、萎縮させすぎてもいけません。
でも、こちらからかなり試行錯誤しても、なかなか質問できないまま変わらない子もいます。プライドが邪魔してるケースが多いのかな?と個人的には感じます。
まあ、でも実際はまったく質問しなくても成り立つような映像系の塾などが成り立ってますから、もしかしたら質問しないでも実力が十分ついていく場合もあるのかもしれません。
まあ、でも大学の研究室で教授とかと議論したりする元になるのって、こういう講師と生徒の疑問と解決のやりとりなんじゃないかなと思うわけですね。
疑問のやりとりしてるとき楽しいとこちらも感じますし、生徒側も疑問が解消されたとき何かがつながったような気がして気持ちいいと感じてるような気がします。
だから塾が楽しくなるんじゃないかなって。
学びは楽しい方がいいなと思うんですね。