とんがりコーンは、corn?それともcone?
松谷です。
たまに小学生は授業中に雑談しています。
まあ僕は小学生、中1くらいまでは楽しんでくれればいいなと思っているだけだからですね。
だってその段階で受験から逆算してなんていう気持ちを働かせることはできないですし、できたとしても続かないですもの。
実際には、ある程度算数数学の勉強が自然に楽しいと思える得意めな生徒しか受け入れていないのでまあちょっとずるいわけですが。小学校の先生の方が100倍すごいです。
そんな中で、昨日はこんな雑談がありました。
松「直角三角形を回したら円錐になるよね。
どんな形かっていうと、あ~、お菓子のとんがりコーンみたいな形だね。」
小「美味しいですよね。」
松「美味しいねえ。指にはめたりしてね。指についた塩が美味しくて舐めっちゃったりしてね。ところで、コーンって名前素敵だと思わない?」
小「(なんだこのメルヘンチックなおじさんは?気でも触れたんじゃないか?サイコパスだ。)そ、そうですね…」
松「コーンってとうもろこしのcornって思うやん。それは正しいねん。でも実は、円錐を英語でいうとそれもconeやねん。例えば、体育で使うカラーコーンのコーンはconeなわけや。ほらとんがりコーンって円錐の形したとうもろこしから出来たものなわけやから、その二つを掛けた名前にしているわけやで!!すごくない?!」
小「(この人興奮してる。話合わせないとまずい…)ほんとだ!すごい!」
松「そうでしょ!これ50年前くらいにとんがりコーンの商品開発した人が考えに考えてこれに決めたわけだよ!相当センスあるおじさんだったんじゃないかと思うわけだよ。」
生「(何か言わなきゃ…)理系で英語が好きなおじさんだったんでしょうね!」
って感じで楽しく雑談したわけですね。心のうちはわかりませんが、表面上は盛り上がっていたと思います(笑)
まあ小学生を教えているのは僕の楽しみだけなので、無理やりできるようにさせるという気持ちは本当に一切ありません。
ただ、楽しんでいるうちにできるようになったらいいなって。
だって、純粋にいろいろな知らないことの知識を得たり、いろいろなことができるようになったり、どんどん自分のペースで奥に奥に進めるのってきっと楽しいですもの。合わなかったらそれはその子にとっての楽しい違う場所がきっとありますし、それをちゃんと促してあげるようにすることは大事にしています。