問題を聞かれると、とりあえず、これはね、という。
松谷です。
問題を聞かれるとするじゃないですか。
そうしたら、たいていは、僕は、とりあえず質問された問題を見たらすぐに、「これはね」というようにしています。
つまり、まず、基本的な問題や疑問を聞かれたら「これはね、」とすぐ答えられるという基本姿勢がとても大事なんだと思うんですね。
瞬時に答えるということですね。そういうように生徒もなるべきだと思っているからですね。瞬時に答えられない基本事項はとても弱いと思うので。
しかし、実際には、瞬時に分かっていない場合もあるわけですね。それでも、この「これはね、」という魔法の言葉で始めると、もう解けるしかないわけで、それで手を動かしていると実際に解けるわけですね。
しかししかし、「これはね、」という言葉で話し始めたのに、すぐ解けないということが、本当に0かというそういうわけではないんですね。残念ながら。。。
そういうときは、「これはね、」
「・・・なかなか難しいね!でも楽しそうだね!」
と言いまして、考える時間をもらう感じですね(笑)楽しそうだね!という気持ちを添えて。
精進ですね!
ちなみに、今のは基本的な問題系統の話でして、東大とか京大とかの問題については、僕は考える時間が必要です。なかには確かに瞬時に近いくらいに解答が思い浮かぶ問題もあるかもしれませんが、考える時間をとっていいとは思いますし、実際に教えるプロの人でも考える時間が少なからず必要だと思うくらいですから、ましてや生徒は解答の方向性を定めるまでの考える時間をとっていいんですね(5分とか10分とか長いときは15分とか)。その時間でどのように解答の方向性を定めるかというところに学びがありますのでね。



