「個から全体へ」or「全体から個へ」

松谷です。

教育に携わる人って、「個から全体へ」or「全体から個へ」のどちらかの志向性を持っている気がしています。

僕は、「全体から個へ」興味の対象が移り変わってきた経緯があります。

実際、キャリアの最初が高校生向けの教材制作からスタートしているんですが、これは、毎年数千~数万人が使用する教材を作ったりするということだったんですね。つまりできるだけ対象を全体に広げているという感じです。

もちろん楽しかったし、やりがいはありました。

よくありがちな教材制作の流れは、最初に定性的なヒアリングをかけて顧客(高校生)のニーズの仮説を立てます、それを元に定量的なヒアリングをWEBなどで行い、プロトタイプ的な教材を作ってまた対象顧客にヒアリングをかけて、ブラッシュアップしていきます。

1回教材ができたら、毎年その使用状況をデータで拾ったり顧客の実際の声を聞いたりしながら改善の材料を探し、改善すべきところは改善する。そのままで良いところは流用する。といった感じです。

自分が作った教材が多くの人に使ってもらえる。ヒアリングしたりしたときに、教材のここが良かったですとか言ってもらえる。その教材をやっていた合格者に取材であったりもします。

これはこれでとてもやりがいがありました。今でもいい仕事をさせてもらっていたなと思っています。

しかしながら、少しずつ何か自分の心とのずれを感じてきたんですね。

to be continued...

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