直前演習の答案を見ればこれまでの1年の学習の様子が分かる。
松谷です。
直前演習は4問の入試問題を通した演習です。それを5回行い、それを採点していくわけです。
その少ない問題に対してだけでも、答案にはその生徒の足跡が色濃く反映されます。
点数は多少の運不運もあって実力より悪い場合もあると思います。
ただ、これまでの1年間どれくらいちゃんとそれぞれの問題に対して頭を使って考えてきて、
復習するときでもしっかり内容を理解しようと取り組んできたかが良く現れています。
演習1の第1回の直前演習が上は95点から下は7点まで並んでいるのを見てそんなことを思いました。(平均は35点くらいでした)
点数良いし、答案もしっかり考えてきた答案だなあとか、
点数はそこまでじゃないし、センスというものはないのかもしれないけど必死に頑張って積み重ねてきたんだなとか
残念ながらまったく数学になっていないな。表面的に時間が過ぎてきただけなんだな。
などと感じます。
高2とかなら本当の本当の手遅れというわけではないので、必死に生まれ変わるくらいの気持ちで
ちゃんと内容を積み重ねていって欲しいところです。高1ならなおさらここからです。
実際には、数1A,2Bくらいのときの積み重ねる様子からそういうのはもう分かっているのですが、
どれだけ言っても変わろうとしない人は変わろうとしません。
それがどれくらいまずいことなのか理解できないんですね。
自分ごとになっていないのでね。
でも、入試演習形式で自分の実力不足が如実に出れば自覚が促されると思うんですね。
そうすれば何か変化が起こるかもしれません。