幾何は二次試験だと珍しいがが共通テストだと必ず出る

松谷です。

入試でほぼほぼ幾何だけの問題ってなかなかみません。

 

京大の入試の2009年くらいにそんな問題があったときは、お~珍しいねえ。これは生徒はなかなか慣れてないなあ。

 

と感じたものでした。

 

実際その問題は難問判定されていました。その珍しさが一番の理由だと思います。

 

しかしながら、共通テストは必ず幾何の問題が出ます。

特に今年度から、確率、整数、図形の中で、整数という選択肢がなくなったせいで、確率と図形が必答になっているんですね。

そんなこともあり、図形が必出ということになり逃れられない側面があります。

二次試験では幾何単独の問題はほとんど?出ないのに、共通テストでは必ず出るというねじれ現象が起こっているわけですね。

しかも、共通テストは時間がシビアで、図形の大問を15分やそこらで処理しないといけないわけです。

図形問題系統が苦手な人がそれをやりきるのは結構大変かもしれません。

しかも、なぜかよく出る、チェバの定理や方べきの定理、そして方べきの定理の逆も!

方べきの定理の逆なんて二次試験でいったら全大学合わせても数年に一回クラスのはぐれメタル生物なのに、共通テストであれば、2,3年くらいでポンポン出るという恐ろしいずれですね。

まあ、逆に言うとそういのが出るという頭で臨むということが大事なわけですね。

意図的に、

メネラウス、チェバ、方べき、それぞれの逆、特に方べきの逆

円周角の定理(直径は直角含め)、対角の和180度(内角とその対角の外角が等しいのを含め)と、その逆

そのあたりを出る出る出ると思っておくということですね。

 

ちなみに、高校受験組は、高校受験で幾何を鍛えられまくっている気がしますが、中学受験組は中学数学でやる幾何がほぼメインかなと感じます。なので、中1や中2でやる幾何がそのまま大学入試(共通テストがメインですが)に出るということですね。その意識は持っておいてもらうといいかなと思います。

 

一応、研究用として、新刊で出てた共通テスト本を見て、図形分野を全て今日午前中にやってみて、教科書との対応を確認しました。

参考書は、証明など基本から丁寧に押さえることを意識してかかれていましたが、図形の苦手意識がある人が参考書一冊だけで対応できるという魔法はないなとは感じました。得意めならもうほぼだいたい出きてしまうものの、苦手めなら結構練習しないといけないので、中学生くらいからの積み重ねがものを言ってしまいますね。

 

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