その志望校に本当に気持ちはあるのかい?

志望校を宣言する生徒がいます。

医学部志望だ、京大志望だ、東大志望だ、ほにゃらら。

僕としては、目標は大きく持てばいいと思いますし、別に可能性はそれぞれの人にあるわけですし、勉強をかなりしてみないとどれくらいの可能性があるかもわかりませんから、高い目標は持ってみたらいいと思います。

でも、大きな目標だけ掲げて、行動が伴わない人にはなんだかしら~っという眼差しで見てしまいます。

あー結局目標言っているだけねと。

そんなんやったらそんな目標掲げんなやと。

思ったりします。

 

昔、沖縄県に呼ばれて、難関大志望者向けに講演することがあったんですね。100人くらいの高1,2生向けだったでしょうか。

その中では、東大や京大などの難関大で出されるような問題の解き方とセンター試験(今の共通テスト)との違い、などの話をしたんですね。

で、講義が終わった後に、何人かの生徒がやってきて数学の質問や進路相談をしてくれたんですね。

そのうちの1人の九大医学部志望の子が今の勉強量でいいのか、今の模試の偏差値でいいのか、本当に不安ですと相談してきたんですね。

 

そしていろいろ話しているうちに涙を流していました。

 

別に泣くことに価値があるとはまったく思ってません。泣かずに第一志望に受かった人が半分以上でしょう。でも、その子はその志望校に対して本気で思って行動していたんだろうなと思うんですね。

 

本当に本気なら行動は自ずと伴ってきますよね。

 

その高い志望校には本気の気持ちがありますか?

 

もちろん学年にも寄りますが、目標と今の現状によって行動が変わってくるはずですね。

 

東大京大志望の子は実力的に自然に目指してる場合が多いですが、それでも普通にしっかりした努力が必要です。もちろん無理めのところから目指す場合はよりいっそうの努力が必要です。医学部志望などは、職業重視なので無理めの人が目指してるケースがもっと多いです。

無理めなら無理めでいいんんですが、無理めなら無理めなりに行動がありますからね。

 

無理めだとしても、必死に自分の限界までこれでもかと立ち向かってる人は俄然応援したいと思います。

その志望校に本当に気持ちはあるのかい?” に対して2件のコメントがあります。

  1. 寺迫 より:

    本当にそう思います。
    必死に努力している子は心から応援したくなります。勉強に限らずスポーツや音楽などでも。
    逆に、誰々は勉強できていいね~とか、少し見ただけですぐにできるようになっていいね、とか、その人が日々どんなに真剣に取り組んでいるかを考慮しない発言をする人にはイラッとします(笑)

    1. 松谷学 より:

      高い志望校かかげてるのにすぐ休んだり振り替えしなかったり予習適当だったり文句を言ったりということをずっと続けているような人は何がしたいんだろうって正直おもうんですね。
      それに対して、不安だけど一生懸命やり続けている人には何とかしてあげたいという気持ちが心からわきでます。
      もちろんどんな人にも塾生でしたらサービスは提供するのですがね。。

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